【アンカーボルトの定着長さ(埋め込み深さ)の基準。径の何倍?】建設省告示第1456号、国土交通省告示第1098号

アンカーボルトの定着長さの基準です。
「なんとなくこのくらい」とざっくりしか押えていない方もいるかと思いますので、結論とその論拠を紹介します。

結論

①アンカーボルト定着長さ(mm) = アンカーボルト径(mm) x 20
かつ、
②その先端をかぎ状に折り曲げるか又は定着金物を設ける。

論拠

この結論の論拠は、建築基準法の告示「建設省告示第1456号、国土交通省告示第1098号 鉄骨造の柱の脚部を基礎に緊結する構造方法の基準を定める件露出型柱脚」の項目に出てきます。

(建設省告示第1456号、国土交通省告示第1098号より)


露出型柱脚にあたっては、次に適合するものであること。


アンカーボルトの基礎に対する定着長さがアンカーボルトの径の20倍以上であり、かつ、その先端をかぎ状に折り曲げるか又は定着金物を設けたものであること(以下省略)

露出型の柱脚の基準になりますが、アンカーボルトの計画をする際には最低でも、「定着長さがアンカーボルト径の20倍以上で、先端をカギ状に折り曲げる」にしておくのが無難かと思われます。

細かく構造チェックを行う必要のあるケースならば、コンクリートの破壊なども含めて考える必要が出てきますが、まずは最低ラインとしてこの数値以上の計画が必要になります。

建設省告示第1456号はシンプルな書き方の告示なので、一読をお勧めします。

参考文献
・建設省告示第1456号

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